電験合格からやりたい仕事に就く

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物理学を教える仕事を手に入れました

大変ありがたい事に、物理学を教える仕事を得ることができました。 こちらは社内講座の一環です。会社に所属しているメリットは大きいと感じています。 以前、電力会社にいた時は、得意な仕事を行う事ができていませんでした。 自分の中で「得意な仕事=新た…

【電験2種3種】電子回路対策資料

これまでの講義経験を活かして、電子回路の問題で点数が取れない人を分析。(過去3年間で質問下さった方を解消した知識の集合体) 点数が取れない人がどこの理解不足が失点に繋がるかをつきとめて、そこを補足する資料を作成した。 ※電験マガジンでは1問1…

比速度の導出

「比速度」は難しい。 過去2年間で色々と解説資料を書いてきた。 ①比速度の相談を受けたとき ②比速度が実機とイメージが繋がらない 比速度の導出 比速度は「ベルヌーイの定理」と「水力発電の出力の公式」から導くことができる。 ※流速は周の長さ×回転速度…

3心ケーブルの作用静電容量の算出時の「3Cm」を分かりやすい一言で

上記では躓きやすい「静電容量のΔ-Y変換」について解説をした。 抵抗のΔ-Y変換を一度やってみて、コンデンサのΔ-Y変換をすると、なるほどねとなるものである。 書籍を色々漁っている中で、これを分かりやすい言葉で表現しているものがあった。簡潔にする…

3心ケーブルの作用静電容量

「ケーブルの作用静電容量」の求め方を図でまとめた。 ケーブルの作用静電容量は3ステップで処理できる。 ケーブルの静電容量 対地静電容量を内側に 相互静電容量をΔ-Y変換

非対称短絡電流

「非対称短絡電流」について、解説したいと思う。 同期発電機の設計をするにあたり、短絡電流を求める式に触れた。 短絡電流の式 短絡電流は「定常電流」「過渡電流(交流分)」「過渡電流(直流分)」に分解できる。 過渡電流の交流分と直流分の時定数が異…

非対称係数はどうして考える必要があるのか

電験2種二次試験平成19年の「電力管理」にて、非対称短絡電流を求める問題がある。非対称係数を掛け算するが、これは何故しなくてはいけないのか。 非対称係数の公式 非対称係数の公式は次式で表される。 非対称係数=非対称短絡電流/対称短絡電流 非対…

ベルヌーイの定理の「圧力」(水槽パターン)

「ベルヌーイの定理」の覚え方について、相談を受けることがこれまで何度もあった。 自分は下記の図解で覚えている。 ※単位面積あたりの圧力という表現は正しくないので、覚え方の参考までに。 圧力が特に覚えにくいので、水槽で覚えている。4ステップで導…

発電機の定格を決めるにあたって

発電機の電圧、出力、力率は一体どのようにして決まるのか。 発電機の電圧 資料によっては「電気事業において電圧は高い方が経済的である」という記載があるものもあるが、一概には言えない。 送電損失を減らすという意味では、同じ電力を送電するとしたとき…

発電機のAVRとAPFRの違い

「AVR」と「APFR」の違いというのは、資格試験ではあまり注目されていない。だからこそ、ここで取り上げておこうと思う。 「AVR」と「APFR」 AVRとは「Automatic Voltage Regulator」「自動電圧調整装置」 APFRとは「Automatic Power Factor Regulator」「自…

【電験3種理論】平成21年問17を解く

今日は「電験3種理論科目の平成21年問17」を解く。 一緒に毎日勉強を頑張ろう!! 問題(a) 解答 問題(b) 解答