お疲れ様です。
電験と電気業界を研究し続けている桜庭裕介です。
twitterでは「建設業界の調査をする話」は紹介してきました。
しかし、今回の記事は違います。
いつも読んで下さっている【ブログ読者限定】とします。
知っておくと、超得をする転職情報となります。
今日は2本立てです。
❑本記事の目次❑
①超狙い目の業界について
②電験とTOEICはめちゃくちゃ強かった話
【2020年1月3日追記】
TOEIC800点を取るまでにやったことをまとめました。資格を増やしたいと考えている人に参考になるでしょう。
➢電気エンジニアがTOEIC800点を取るまでにやったこと【結論:本質は電験と大差なし】
はじめに
資格の話をする前に、超狙い目の企業について、お話します。資格自体の価値の話をする前に・・・
①今、どんな分野で資格が重宝されていて
②どんなアプロ―チが効果的なのか
これらは重要なので、知っておいて欲しいです。
超狙い目の業界はココだ!!
実は現在
自分は「バイオマス発電」「水処理業界」を視野に入れています。
ここを自分のホームにしようと計画しています。
なぜ、この2つの業界を選んでいるかというと・・・
今後、ほぼ確実に伸びていく業界だからです。
40代でもここに転職したくて、動いている人は結構いることをご存じでしょうか??
え・・?
メーカーは??
電力会社は???
これらは正直に言ってしまうと、近い将来、価格競争に煽られて、じり貧の道を進んでいきます。(というより、もうだいぶ進行してしまっています)サービス残業も多いことは結構知られつつあります。
一方で「バイオマス発電」「水処理業界」
これらをストレートに表現すると
「穴場」という言葉が正しいかと思います。
このあたりの詳しい話は、別記事で掘り下げたいと思いますが、少なくとも、これらの業界は「PFI法の対象業界」であることは覚えておいて欲しいです。
バイオマス発電業界は、完全に国策で「CO2」を減らさなくてはいけない以上、必須事業であり
水処理業界は今後、老朽化対策で確実に伸びていく業界。
2つの業界に共通すること
2つの業界に共通していることがあります。
公共事業から民営事業に変わったという点が鍵となります。
❑公共⇒民営に変わった業界の特徴❑
①市から安定した収益をもらっている
⇒超安定
②もともと仕事量がそこまで多くない
⇒残業が超少ない
社会人経歴が長い人が入りたがる理由が分かりますよね。(もう知名度に頼る会社探しなんてしない)
また、株投資をしている方であれば、これらの企業が伸びていることはご存知のことでしょう。
一部上場してから一気に株価が4000円まで上昇した企業もあるぐらいです。
では、どうやって、その業界に入り込むか。
ここが最大の問題である。
自分が実際に活動してみて、これらの業界に入りこむ際に「超効果的だった資格の話」をしたいと思います。
【30代転職】電験とTOEICが最強だった話
転職活動を実際にやってみましたが
本記事のタイトル通り・・・
「電験」と「TOEIC」は超効果的でした。
メーカーや電力会社ではないにも関わらず、効果が物凄いありました。
どのぐらい凄い威力だったかというと・・・
①6社の書類選考はすべて突破
②面接は1社すでに合格し、残り全て最終面接
※自分は有名大学も出てないので、業務経歴書をかなり工夫しています。
(もし、業務経歴書にお悩みの方は発注をして下されば、完成版の送付および相談を致します。⇒お問い合わせ)
この2点について、深堀して解説していきます。
6社の書類選考をすべて突破
転職の際には
「履歴書」
「業務経歴書」
の2つの書類が少なくとも必要になります。
これらの書類には共通して
「資格欄」という欄があります。
そこには
・普通自動車免許
・危険物取扱技術者
といった資格を記載するのです。
ここで効果的なのは「電気」と「英語」なのです。
・TOEIC800点
・英検2級や1級
・電験3種や2種
これらの威力は昔から変わっていないどころか、今の方が効果的。
電気エンジニアが退職して減少傾向にあるかためです。
実際、面接でお会いした採用担当者さんに言われた言葉なのですが
「かなり関心を惹く書類でした」
「本店からも声がかかるほどの人材」
「希望地域が変わるぐらいの人材」
「希望年収に合わせることもできる」
これぐらいの言葉を貰うほどの威力がありました。
今回の転職活動、書類選考で落ちたことがないのですが、しっかりと分析しておこうと思います。ここをかみ砕いておくことは、読者に役立つでしょう。
※ちなみに当日転職志願者(30代)とお話ししたのですが、5社のうち1社が書類選考が通ればいいぐらいの感覚だそうです。資格がないと、差別化ができないので非常に厳しい闘いを強いられることになるということが分かりました。
電気知識はほぼ全企業で必要という事実
電気の知識が必要のない会社って、実はほとんどないのです。
エンジニアの業界かつ一部上場企業の場合、大半の企業が電気エンジニアを欲しがっています。
建設業界でも欲しがっていますし、水処理業界、バイオマス発電業界でも同様です。
一方で、工場等のいわゆる中小企業においても、電気の知識を持っている人は重宝されます。
大体の工場は人手不足というのもあるのですが、それを利用して待遇面で大きく上げてもらうことができます。(家族を理由に考慮してくれます)
ちなみに、自分のケースだと、ただの工場のオペレーターにも関わらず、他のオペレーターの2倍の給与を頂ける条件を提示してもらうことができました。※
※数年したら、本社に異動させる狙いがあると正直におっしゃっていましたが。
電験3種や2種クラスの知識はそれほど価値が高いのです。
例え、科目合格でも見せ方次第では、効果的にアピールできるので工夫をしましょう。
エンジニアに英語は「鬼に金棒」
今や英語は重宝されます。
なぜなら
①海外労働者が多くいるため
②海外の支店がほぼ必ずあるため
こういった理由から「英語ができる人」はかなり企業側にとって、魅力的なのです。
英語なんてできなくていい!などと発言する人がいますが、できた方が良いに決まっています。
そういった方はできないことを棚に上げて、ごまかそうとしているだけに過ぎないことを学びました。
今の世の中、中小企業では海外の方が働いていることが多いです。特に工場。(こういった方は海外の大学を出ているので優秀だったりします。言葉の壁だけが問題)
結論、英語は必要とされています。
面接でも話題は「英語」と「電験」に
面接というものは「時間制限」があります。
面接の最中に「英語」や「電験」の話になってくれれば、ただ話をするだけです。
相手の持ち時間を減らすことができる。
自分の得意領域で戦えるとも言い換えることができるでしょう。
資格を取っておくだけで、圧倒的に優位に面接を進めていくことができるのです。
3つぐらい質問受けたら、だいぶ時間は経過します。
実際、「電気の話」を2分~5分する面接が多かったです。
「英語」はそこまで聞かれません。(相手が英語できないため、話題は膨らまない)
❑実際に言われた言葉❑
「最近、電験の難易度が高くて、勉強会をやっているんですよ!」
「電気の基礎はあるから、現場を覚えて頂くだけでいいということですよね!」
「TOEIC、すごいね!」
「英会話できる??意思疎通できると助かるんだよね!」
「海外の支店もあるので、海外勤務にならなかったとしても、業務で関わったり、出張してもらうこともできる。可能かな??」
こんな感じで、面接が優位に進んでいきます。
逆に資格が何もないと、沈黙の時間が続いたり、現職の話を根掘り葉掘り聞かれてしまう時間が増えてしまいます。
少なくとも、危険物取扱技術者やボイラー技士は取っておきたいところ。(この2つの資格は中小企業で効果的な企業が多い)
まとめ
以上「【30代転職】電験とTOEICが最強だった話|中小企業には効果抜群すぎた」の記事となります。
30代転職で悩んでいる方に役立つ記事になったと思います。即効性のある情報なので、ぜひ活用して頂ければと思います。
「英語は意味ない」
「資格は意味ない」
といった記事も見かけますが、そんなことはないです。
100%あった方がいいです。これは断言できます。
※逆に、資格がないと闘い方を相当考える必要があります。世の中、いつの時代も【差別化】という点は変わらないので。
①来年には仕事を変えたい
②今後、仕事を変えたい
といった方は、今のうちから資格を取る計画を立てることをオススメしておきます。
・電験で科目合格(3科目取れると理想)
・危険物取扱技術者(乙4)
・ボイラー技士
このあたりは頑張れば取得できるので、取っておくと自分が楽できます。
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