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【仕事が憂鬱】後ろ向きな言葉は絶対に使わない方が良い5つの理由

「仕事が憂鬱だな」「仕事に行きたくない」「やる気がない」と言った発言をする人がいる。これは絶対にやめた方が良い。今日はここを深堀していく。

 

おはようございます。

電験と電気業界を研究している桜庭裕介です。

 

初めての方もいらっしゃると思いますので、いつもの簡単な自己紹介を添えておきます。

❑電験研究歴❏
✔トータル100年分の過去問を分析

・電験1種 40年分
・電験2種 40年分
・電験3種 20年分

 

✔雑誌連載を開始
「理論の超入門」

❑TOEIC❑

✔半年で885点取得

電気エンジニアTOEIC攻略までの道のり【800点までは取れる】

一言で言うと、電験をずっと分析している人間です。

桜庭裕介|電験&電気仕事|MBA挑戦中@denken_1
 
 

夢はある?と最近聞かれた。

電気、プラントの運転操作を教えて、自分が飯を食えれば最高だと答えた。

妻子なしなら、小さなアパートの一室で納豆や卵とごはんだけの食事で暮らすと思う(栄養の事は無知)

今後、確実に介護施設の問題が挙がる。
そこに貢献できれば良い。

そんな事を考えている。

 
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色んな事に挑戦している男です。

「後ろ向きな言葉は絶対に使わない方が良い理由」がテーマです。

 

実例と共に紹介していきます。
どうせやらないといけない仕事。できる限り嫌な気持ちを低減させた方が自分のタメになるでしょう。

 

では本題に入ります。

 

仕事が憂鬱な人ほど後ろ向きの言葉は使わない方が良い

習慣というのは恐ろしいものだ。

自分は社会人経験も10年以上となり、異動も合計5回経験している。会社のメインの部署の経験だけではなく、現場の小さい部署も経験した。

 

関わってきた人の数も、下についてくれた人の数も相当多い。自社だけでなく、他社と共同のプロジェクトをすることもあったので平均よりも多いだろう。

 

通常では入ることができないメーカーの作業場所に入って、一緒にPCを見て作業をしたこともある。本当に稀な経験をしてきた。

 

これらの経験から「後ろ向きの言葉」が非常に危険だという認識を自分は持っている。

 

大げさではなく、人生を変えてしまうほど、自分の行動を変化させるのが「自分の発する言葉」だ。

 

マザー・テレサの言葉は有名

「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。」

「言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。」

「行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。」

「習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。」

「性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。」

 

この言葉は学校でも習うし、会社で学ぶ人もいるだろう。

 

20代前半はこんな言葉など、仕事の何の役にも立たないし、ムダだと自分は思っていた。

 

「戯言を言う前に残業を減らしてくれ」

「こんな哲学に付き合うつもりはない。資格を取った方が良い」

 

 などと考えていた節は確かにある。

 

・・・

 

だが、30代になって、少しずつこの言葉の意味と本質を知ることになった。

 

【後ろ向きの言葉がどんな影響をもたらすのか】をここから整理していく。5つにまとめたので読んで欲しい。

 

1.後ろ向きな言葉⇒仕事嫌い促進

これが1つ目の理由だ。

これはガチだ。本当に仕事がつまらなくなるから即止めた方が良い。

 

人間は言葉に出すと、そのように感じるようにできている。

 

例えば

「楽しいね!」と言えば、本当に楽しくなり

「美味しいね!」と言えば、もっと美味しく感じる

「悲しいね」と言えば、本当に悲しくなる

「面倒だな」と言えば、身体が重くなるほど面倒になる

 

一種の錯覚のようなモノ。

だがそれ以上にマズイことがあって「【言葉に出す」には【復習効果】がある」ということ。

 

「ったく、この仕事、面倒だな。もうやりたくないな」

 と何度も言うと、どうなるか。

 

 

そう。

 

脳に「その仕事が面倒である」とインプットされてしまうのだ。本当に面倒になってしまうのである。

 

やり甲斐を感じなくなり、そのうちミスも多くなって余計に楽しくなくなる。このように負のスパイラルを作ってしまうのだ。

 

実際、自分の社会人経験の中でこういった後輩がいた。業者との調整対応をしていたのだが、仕事の度に「面倒だなぁ」「複雑だしなぁ」と発言をしていた。

 

最初は冗談半分で言っていたのだが、本当に面倒になってしまい、表情にも表れるようになってしまった。仕事量は変わっていないどころか減っているのにも関わらず、ずっと面倒なままだったのである。

 

その後輩は結局仕事を辞めてしまった。もう少し支えてあげれば良かったのだが、自分もまだ経験もなかったし力量もなかった。

今もまだ付き合いがあるが、会って食事をした際には「言葉って怖いよね」という話をする。

 

後々振り返ってみると、そこまで面倒でもなかったのに「面倒と感じる」という現象。実は好待遇の労働環境を手にしているのに逃がしたりしてしまうので注意しないといけない。

 

2.後ろ向きな人が集まってくる

「類は友を呼ぶ」

 これが「後ろ向きの言葉は絶対に使わない方が良い理由」の2つ目だ。

 

これは本当にマズイと思う。

「個」から「集団」へ。

 

会社員のスタートが実に分かりやすい。大企業に入社してくる新入社員はいくつかグループ分けできて

「超やる気のある意識の高い人」

「そこそこに付いていく人」

「どこか会社に馴染めず、斜に構えている人」

「全くやる気のない人」

 

大体、根底の考え方というか性根が同じようなタイプ同士がまとまる。高校や大学の時にも同じことが言える。

 

大体似たようなタイプの人間同士集まるのが「人間の特性」。コミュニケーションが楽だからだ。感性が合うという言葉で言い換えられたりする。

 

だが、会社生活において、この特性が時に【マイナス】に働くことがあるので注意が必要だ。

 

「会社に行くのが憂鬱」は悪化する

「会社に行くのが憂鬱」が悪化すると、本当に仕事に行かない人が出てくる。会社を辞める人間まで出てくる。そこに引きずられてしまうと悲惨な目に遭う。

 

 仕事に行く意味が本当に分からなくなってしまった

 ・・・こうなるのだ。

ここから復旧するのはとてもしんどいぞ。

 

色々な人を見てきたが「本当に会社に行きたくない人」ほどツライものはない。

 

ただただ日々の業務をこなせる人はまだマシ

毎日ずっと愚痴を言い、嫌々仕事をするようになったらヤバい。朝の挨拶もしない。眉間に皺を寄せ、PCのモニタを見ながら

「帰りてぇ」
「なんでこんな仕事を俺がやるんだよ」

と発言してしまう。こういう人に限ってミスやトラブルが続く。仕事ができる人が誰もケアしてくれないからだ。

 

愚痴を言い続けてそういう仲間を増やすのは結構。その仲間と仕事を乗り越えられるのなら良い。ただそういう人材はチームにはそう沢山いないはずだ。

 

そういう人事配置になっているから。

もし、少しでも心当たりがあるようであれば、普段の発言を直した方がいい。発言を変えるだけでも、不思議と気分が晴れて仕事がマシに感じるはずだ。

 

当然、この話も完全実話である

この話は「8年間同じ部署にいて苦しみながら未だに仕事を続けているK君の話」だ。K君の心の底を覗くと「出世できない妬み」が根底にあって、それが原因で斜に構えていたりする。

出世は運でもあるし普通にしていればある程度出世する。それで良いと自分は思うのだがプライドが邪魔して変になってしまうのだろう。

 

3.後ろ向きな言葉は成長を止める

愚痴を言い続けると最終的に成長が止まる。

K君を例に話をしていくのだが、K君は日々の仕事に愚痴をこぼしている内に創意工夫をしなくなってしまった。ただ与えられた仕事をこなすだけの日々。

 

実はこの経験は自分にもある。

自分の中でも暗黒期だと感じているが、朝礼を終えてデスクに向かい、昼休んで、残業2時間やって帰る。請けている仕事を意味も考えずに処理していた。

ただ自分は「これ、やべぇな。何か学ばないと寿命を削っているだけだ」「何か自分に役立つツールを作ろう」と思った。

 

結果的には「身内で行う時短術」⇒「ノウハウ集」⇒「社内要領書」にまで発展させることができた。

これはかなり褒められたし、自分も楽できるようになった。スキルの横展開ができるようになると、手放しで誰かに仕事をやってもらうことができる。「このステップまでやっておいて」という頼み方は強い。

 

K君はほぼ成長していなかった

K君とは8年が経過したのちまた同じ仕事をすることになった。そこで驚いたことがあって「K君が日々の業務にまだ追われている」ということ。

 

通常8年も同じ仕事をしていたら、分からないことはないレベルにいないといけない。ところが、設備が違うから・・などと言って未だに同じような書類を1から作り続けていた。

「演技か・・?」とも思ったが、どうやらそうではなかった。

 

創意工夫ができなくなると、同じ道をずっと徒歩や自転車で通い続けてしまう。バイク、自動車を使うといった手段の改良、近道の発掘をすれば随分と楽になるのにだ。

 

4.仕事に行く意味がなくなる

K君はよく会社を早退したり休むようになった。

少しでも嫌なことがあると

「頭が痛いので・・・」

と半休を取る。

もしくは周囲に当たり散らしていた。当然周りからの評価も低くなり、声もかけてもらえなくなる。

 

上司にも反発するようになり、完全に孤立していた。ここまで来たら、手がつけられないような状態。

 

どんどん負のループに落ちていった。

 

5.全てのやる気がなくなる

後ろ向きな言葉を使い続けた人の最終着地点はここだ。

 

私生活にまで影響が生じてしまう。

仕事にやる気がないのはまだいい。10時間程度耐えるだけだからだ。

 

だが、私生活に影響が出ると平日の夜と土日が上手くいかなくなる。

 

そしてワケの分からない活動に精を出したりする。その活動の為に仕事を急に休んでしまったりする。その活動がその人の生きていく術になる可能性があるのであれば最悪良い。

だが、やはり生きていく為には食事代、居住代、税金が必要だ。

 

K君はもはや自分のアドバイス(後輩を大事にしてくれ)すら聞かなくなった。

 

まとめ

以上「【仕事が憂鬱】後ろ向きな言葉は絶対に使わない方が良い5つの理由」の記事となります。

話をまとめますと・・・

1.後ろ向きな言葉⇒仕事嫌い促進

2.後ろ向きな人が集まってくる

3.後ろ向きな言葉は成長を止める

4.仕事に行く意味がなくなる

5.全てのやる気がなくなる

この5項目が長年の会社経験で学んだ「後ろ向きの言葉の悪影響」

 

「会社が楽しくない、もう嫌だ、でも会社に行かないといけない」という人に知っておいて欲しいことです。

 

もし、どうしても嫌なら職場を変えてしまっても良いと自分は考えています。日本は会社も多く存在していて転職の文化も形成されつつあります。年収を同程度にする交渉さえできてしまえば、問題ないでしょう。

 

❑良い本の紹介❑

「メンタル強そうですよね?」「最近、どんな本を読んでいますか?」と聞かれることがある。メンタルについては特別強い訳ではない。むしろ弱いかもしれない。悩む度に本を読んでいる。

 

「嫌われる勇気」は自分が年上の方を下に持った時に出会った本だ。自分もこのように人に勇気と手段を与えられる人になりたい。

人間関係や仕事で悩みを抱えている人にとって何らかの突破口を見いだせる内容。昔からある本なのにAmazonの口コミも良い。

❑Amazon公式❑

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

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