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電験3種問9の交流回路問題は狙い目【合成抵抗を求められるか】

「電験3種の問9」というテーマで話をする。「・・ん?なんだ??」と思う方もいらっしゃると思う。ある程度、出題される内容が同じであることをご存じだろうか??

 

 

おはようございます。

電験と電気業界を研究している桜庭裕介です。

 

初めての方もいらっしゃると思いますので、簡単な自己紹介を添えておきます。

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今日の記事は「勉強論とは」みたいな話が好きな方にはなかなか受け入れられないような内容かもしれない。

 

言葉を変えると『山を張る』

 

ピンポイントで狙いに行くという記事だからだ。

 

電験3種の問9??

どんな問題が出題されるかというと

 

交流回路

 

である。

 

大体問8か問9というのは交流回路がずっと出題され続けてきた。(問題の構成によって、ズレる年も勿論あるのですが、大体1問は出題される。)

 

 

交流回路と言っても、問題にはいくつか種類があるものの

 

かなり点の取りやすい問題が存在する。

 

電験3種の問9は
「交流回路の電流計算」

交流回路の出題分野の中で、かなり点の取りやすい問題

 

 

それが

 

交流回路の合成抵抗計算&電流計算

 

である。

 

「え!?難しいわ!!」と思った人もいるだろう。

 

そこを深堀して解説していく。

 

交流回路の合成抵抗計算&電流計算はパターン化できる

そう。

これが解決策だ。

 

問題をもう少し分析していくと

 

よく出題されるのが

・交流回路に流れる電流を求める問題

・共振に関する問題

 

であることに気が付く。

 

そして、これらの根元にあるのは「インダクタンスの処理」だ。

 

 

コイル(誘導リアクタンス)であれば「jωL [ Ω]」

 

コンデンサ(容量リアクタンス)であれば「1/jωC  [ Ω]」

 

 

これらを直列回路、並列回路できちんと扱うことができれば、点になる。

 

 

解析に使う電気回路のように複雑な問題はこれまで出題されたことがない。そして、これからも余程の事がない限り、出題されないだろう。

 

 

もし、交流回路に苦手であれば、パターン化しよう。

ノートにまとめてしまおう。

 

交流の電気回路を網羅してしまう。

 

 

この工夫をするだけで、迷う事が一気になくなる。できれば、これから紹介する回路図の電流計算を自分でノートにまとめてみて欲しい。

 

交流回路の種類

・直列RL回路

・直列RC回路

・直列RLC回路

・並列RL回路

・並列RC回路

・並列RLC回路

 

 この6パターンさえ、きっちり学んでおけば全く恐れることはない。

 

 

平成28年の問9で出題された問題は応用問題だが、並列回路部分を合成抵抗計算で一つにしてしまう。そうしてしまえば直列回路になる。

 

 

ちなみに、平成28年の問9は「共振に関する問題」なので、公式の暗記(理解しているのがベスト)をしていれば、スムーズに点が取れる。

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こういう複雑な計算や知識が不要である問題で点が取れると、一気に楽になる。

 

 

逆にここで点が取れないと苦しくなる。

 

点を取るゾーンを間違えるな

自分は色々な資格に挑戦をしてきた。

 

それこそ、会社内の昇進試験のようなものも受けてきたし、他ジャンルであるTOEICも取得している。

 

この経験も含めて言えることは

 

点を取るゾーンを間違えるな

 

ということ。(社会人経験が長い人は、仕事に通ずる部分もあるなぁと思って頂けるかと思います)

 

 

この事はずっと言い続けてきたことでもある。

 

 

点が取りにくい所で頑張るのは非常に効率が良くないし、リスクが高すぎる。時間を無駄にしがちだ。

 

 

先日配信した記事(電験3種の勉強の順番は大事?に答える【高頻出分野と計算を先にやると楽】)でもお伝えしたのだが

 

 

「電験という試験には特徴があって【試験に高頻度で出題されている分野】と出題頻度はまぁまぁだが、出題パターンが限られている分野】があるということ。それ以外は難しい問題だということ。」

 

これは認識して、戦略を取ろう。

 

 

【参考情報】

かなり前の話になるが、自分は「ひずみ波に注意しろ!」とずっと言い続けてきた。平成29年に実際出題されて、ボーナスステージの如く点が取りやすい問題だった。

 

一度出題されてしまうと、数年は出ないので今年も出るとはなかなか言いにくい。3年前なので微妙だ。でも、ひずみは狙う価値はあるので、また記事にまとめるので活用して頂ければと思う。

 

たった1問の為に勉強するのが面倒

これはめちゃくちゃ気持ちが分かる。

 

電験は広範囲の出題範囲であるため、この気持ちになりがち。

 

 

「電気計装」や「電子回路」なんて1問程度しか出題されないのに、めちゃくちゃ覚えることがある。

 

しかも、難しい問題が出て解けない可能性もある。

 

 

「やってられるかよ」という気持ちも十分分かる。自分も電験には苦しめられてきたからだ。

 

 

だが、電験に合格するためには「積み上げる」しか方法がない。

 

 

ただその積み上げ方は工夫しよう。

 

 

「試験に出やすい分野」かつ「試験で解ける分野」という条件で、勉強はしていこう。

 

このスタイルで勉強すると、解ける問題が多くなって楽しくなる。

 

 

そうすると、急激に伸びる。

電験3種の問9までに強くなる。(正確に言うと、B問題の数問も、A問題と同じ分野があるのでそこも強くなる)

 

こうなってしまえば、あとは難しくて、点に繋がりにくい部分を趣味程度に学ぶ。趣味程度で良いと思うと、楽しくなってきたりする。

 

そういう状態だと、分流の式を使う計器関係の問題にだって挑戦しても良いかと思える。

 

 

こうして、正のスパイラルが形成される。

一気に勉強しなくていい。

この流れを作ろう。